NEW!!音を出さなくてもできる!フルートが上達する小さな習慣7つ

フルートを習っていると、「もっと練習しなきゃ…」「家でなかなか吹けていない…」
そんな気持ちになることはありませんか?
忙しかったり、夜しか時間がなかったり、音が出せない日もありますよね。
でも実は、フルートは
“たくさん練習すること” だけが上達の方法ではありません。
ちょっとした習慣や、音を出さずにできる取り組みが、思った以上に力になってくれることがあります。
練習時間があまり取れない方も、まだ吹くことに慣れていない小さな子も、
無理なく取り入れられることばかりです。
ここでは、毎日コツコツ続けられる “小さな習慣” を紹介します。
「音を出す習慣」もありますが、今回紹介するほとんどは「音を出さなくてもできる習慣」です。
実際に私が会社員で忙しかった頃にも実践していたことです♬
ぜひ最後までご覧ください!
1.忙しい日でも続けられる“1日5分”のミニ習慣
毎日、長く練習する必要はありません。
忙しい大人でも、宿題の多い子どもでも、1日5分だけでも フルートに触れる時間を作ると、続けやすさがぐっと上がります。
1.ロングトーンを5分だけ
ロングトーンを5分だけやってみましょう。(これだけは音を出す練習です。)
楽器を組み立てて、中音域の鳴らしやすい音を伸ばすだけでもOK。
例えば、5分間ロングートーンするなら、♩=60で300拍も伸ばせるんですよ!笑
意外と長いですよね。そう考えると5分間の練習って侮れないです。
2.歌いながら指だけを動かす練習
音を出さなくても、楽器を組み立てて指だけ動かす練習も効果があります。
- スケールを歌いながら指をうごかす
- 難しい箇所をゆっくり動かしてみる
- トリルの練習をしてみる…などなど。
これだけでも指の反応がよくなりますし、”マッスルメモリー”といって、筋肉がその動きを記憶してくれたりします。
その際に「ドレミ」で歌うことで、暗譜もしやすくなるのでおすすめです。
3.音を出さずに「息の流れ」だけ確認する
楽器を構えて、口にはあてず、息をスーッと流すだけ。
息の使い方が思い出されるので、いざ音を出す時に、音が軽く出るようになります。
意外とこれがフレーズ作りに役立ったりします。
2拍で吸って、6拍吐く…などのブレスコントロールもおすすめです。
2.楽器がなくてもフルートのためにできること
今からご紹介することは、早朝でも夜でもできることですし、
「楽器をメンテナンスに出していて、手元にない」という時でもできることです。
1.軽い筋トレと全身ストレッチ
フルートは「姿勢」「体幹」がとても大切。
身体が自由自在になると、それだけ演奏もしやすくなります。
体幹といっても、ムキムキの筋肉が必要なわけではなく、しなやかであることが大事です。
- 肩・首まわりの軽いストレッチ
- 呼吸を助ける背中やお腹のちょっとした筋トレ
- 腕の可動域を広げるストレッチ
これだけでも格段に音が出しやすくなります。(毎日やりましょう!)
私は毎朝毎晩、ヨガストレッチをしています☺️


2.曲の背景や作曲家について調べる
子どもにも大人にもおすすめなのが、
「今練習している曲の作曲家、背景を調べてみる」 こと。
- どんな時代の人なのか
- どんな思いで作った曲なのか
- 他にどんな曲を書いたのか
背景を知ると、それだけでも表現が豊かになります。
音楽史や作曲家について書かれた本はたくさんあります。本を読んで、作曲家や当時のことに思いを馳せてみるのもいい時間ですよ📕
3.楽譜を声に出して歌う練習(ソルフェージュ)
これは特におすすめです。
楽譜を見ながら、メロディを歌ってみる のです。
- フレーズ感をつかむ
- リズムが安定する
- 音感が育つ
フルートは歌に近い楽器なので、実際に歌ってみることは効果の高い立派な練習です。
ピアノが家にある方は、ピアノで音程を確認しながら歌えるとベストです。
小さな声でもできるので、ぜひやってみてください。
4.好きな音楽を聴いて“イメージ”を育てる(音楽鑑賞)
音楽鑑賞は立派な練習のひとつ。
- フルートの曲
- オーケストラ
- 映画音楽
- 声楽、オペラ
- 弦楽器の曲 などなど。
“いろんな音”をたくさん聴くことで、自分の中に 「理想の音のイメージ」 が育ちます。
これはフルートを吹くことにとどまらず、音楽を表現していく上で大切な材料となります。
フルートでできる表現よりも、歌や弦楽器はもっと表現の幅が広いので、
私の師匠はよく「特に声楽と弦楽器の演奏を聴きなさい」とおっしゃっていました。
まとめ|無理なく続けられる小さな習慣が上達につながります
毎日がっつり練習できなくても、小さな習慣をコツコツ続けることがとても大切です。
- 1日5分の基礎練習
- 音を出さない練習
- いろんな音楽に触れること
- 疑問をもってレッスンへ来ること
これらを積み重ねていくだけで、フルートはゆっくりでも確実に上達していきます。
私も練習できない日はもちろんありますが、吹けなかった日は代替で何かしらタメになることをしています。
一緒に頑張りましょう!



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