【フルート】キィ・Eメカ・トーンホールとは?を写真付きで解説!仕組みを知ってもっと上達しよう!

フルートは、シンプルに見えても実は精密な楽器です。
中でも、「胴部管」(主管)は特に精密な部分です。
そんな胴部管には、「キィ」「Eメカ」「トーンホール」というパーツが関係しています。



「Eメカって何のためにあるの?」



「トーンホールの引き上げやハンダ付って何?」
そんな疑問をお持ちの方のために、今回は初心者にもわかりやすく、各パーツ写真付きで解説していきます。
フルートの仕組みを知れば、もっと演奏が楽しくなると思いますし、また、楽器選びの参考になると思います。
ぜひ最後までご覧ください!
1. フルートの「キィ」について
フルートの「キィ」とは
フルートの胴部管には音を変えるための”キィ”が集中しています。


リコーダーをイメージしてもらったらわかりやすいと思いますが、リコーダーは管に穴があいており、その穴を直接指で塞いで音を変えますよね。
フルートは、その穴にフタのようなものがついており、それを”キィ”と呼んでいます。キィを指で押さえることで穴が塞がります。指を離すと穴が開き、その操作でいろんな高さの音を出します。
キィの名称について(主要な4つのキィ)
胴部管にはたくさんのキィがありますが、実はそれぞれに名前がついています。
ですが、いきなり全部を覚える必要はないです。
ここでは、普段のレッスンの説明などでもよく出てくる、
重要なキィを4つ(トリルキィは2つをまとめました)に絞って紹介します。


- ブリチアルディキイ
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シ♭出すキー。♭系の曲や音階を演奏する際に使用すると便利
- Bキー
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シ♮を出すキー。ブリチアルディキィの隣にあります
- Aisレバー
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Ais(ラ♯)を出すレバー。これが使えるとかなり指周りがスムーズになります
- Dトリルキー・D#トリルキー
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トリル(tr)という、ある2音を素早く交互に演奏する奏法で使用するキー
初心者の方は、まずこれらのキーの位置と役割をしっかり覚えることで、演奏がスムーズになります♬
1・2・4は問題ないと思いますが、3のAis レバーに関しては使えていない人がとても多いです。
Aisレバーを使いこなせると、指周りがとてもスムーズになるので是非使ってください!
私のレッスンでは、Hdurスケールを習う時が来たあたりで、このキィを紹介しています♩
2.フルートのEメカニズム(Eメカ)について
フルートのEメカとは?


Eメカ(Eメカニズム)とは、フルートの第3オクターブのE(ミ)を出しやすくするための構造のことです。
フルートは、構造上どうしても第3オクターブのE(ミ)の音が出しにくくなっており、
特に初心者がその音を出すのは結構難易度が高く、それを補助してくれるものです。
写真を見ていただいたらわかるかと思いますが、キィとキィの間にある棒のようなもので、これは特に操作するものではありません。ついているだけです。
Eメカ付きか、そうじゃないかは、だいたいこのように区切られています。
カバードキィ、オフセットの組み合わせ→Eメカは標準でついていることが多い。
リングキィ、インラインの組み合わせ→Eメカはオプション(別料金)になることが多い。
Eメカについて
「つけられるならつけたら良いじゃん!」と思われるかもしれませんが、
Eメカにも一応メリット・デメリットがあるので紹介します。
- 高音のEが出しやすくなり、初心者や中級者でもEの音に自信が持てる
- 上級者でもEメカがあれば、難しいパッセージの時でも確実にEの音が当たるので安心
- 部品が増える分、わずかに重量が増す
- スケールの響きが変わる
- Eメカがあることで使えない替え指がある
- Eメカなしのフルートに移行した時、Eの発音に苦労する可能性がある
3.フルートのトーンホールについて
フルートのトーンホールとは?


トーンホールは、管体に開けられた穴、音孔のことです。(この穴を塞いでいるのが、先ほど紹介した”キィ”です。)
特に覚える必要はないのですが、トーンホールの高さや形状にも名称・特徴があります。
- ドローン(引き上げ式)
- ソルダード(ハンダ付式)
の2種類です。



楽器のカタログで、「引き上げ式」や「ハンダ付」などの言葉を見たことあるよ!
- ドローン(引き上げ式)
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- 管体から直接引き上げて作られるため、接合部が滑らか
- 軽やかで明るい音が特徴
- 初心者モデル〜セミハンドメイドモデルで採用される
- ソルダード(ハンダ付式)
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- 別の金属をハンダ付けして作られるため厚みがある
- 芯のある深みのある音が出るとされている
- 音の立ち上がりにも優れており、ハンドメイドフルート以上で適用されることが多い
まとめ
いかがでしたか?今回は胴部管のパーツや形状について絞ってお伝えしてみました。
改めてこれだけのパーツや名称があり、自分でも書いていてその多さに驚きました^^;(まだまだありますが)
また機会あがれば、他の部分も紹介できればと思います!
楽器選びや、フルート演奏のお役に立ちますように。





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