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【Q&A】フルートを購入する前に読んでほしい!楽器の選定について

さとみ

こんにちは♩フルート奏者の今田聡美です。本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます⭐️
こちらのブログでは、フルートのこと、日常のこと、教室のことなどを書いています。よかったら最後まで覗いていってくださいね!

Twitterの質問箱よりご質問いただきました☺

楽器を選ぶときは自分で吹いて選ばれますか。xx奏者の鑑定版でしたら信用しますか?または習っている先生にも吹いてもらったほうがいいでしょうか。

楽器の選定についてはよくご相談いただきます。

気になる方はぜひ最後まで読んでください!

目次

楽器の選定について

これについての私の回答は

楽器を選ぶときは自分で吹いて選ばれますか?

自分で吹いて決めます(アマチュアの方は先生に相談してね)

xx奏者の鑑定版でしたら信用しますか?

信用はするけど、でも最終的には自分で吹いて判断します(アマチュアの方は先生に相談してね)

または習っている先生にも吹いてもらったほうがいいでしょうか?

もちろんその方がいいです。でも先生だけの意見でなく、自分でも吹いてみることが大切です

奏者xxさんの鑑定付き

この楽器の選定については本当に人それぞれだと思います。

よく、『世界的奏者xxさんの鑑定付き』という事で売られている楽器がありますが、そういうのが一番大事で、「xxさんのお墨付きなら自信を持ってこのフルートと付き合えるぞ!」

というお考えの方なら、その楽器にしたらいいと思います。

よっぽど、悪い楽器屋さんなら分かりませんが、まともな楽器屋さんであればちゃんと奏者の方にお願いして、その奏者の方も真面目に評価して鑑定をつけているだろうし、ヘンな楽器ではないと思いますので。

でも、楽器というのは本当に相性があるので、そのxxという奏者が「イイぞこの楽器!」と思っても、あなたにとって合うかといえばまた別問題なのです。

鑑定付きで、自分も吹いてみて良いと思えたなら運命の楽器なのかもしれません!

先生に吹いてもらうこと

先生に吹いてもらうことに関しては、大切だと思います。

アマチュアの方、中高生、始めたばかりです…という方は特に!

音大生とか、プロとか専門的にやってきた人で、「自分で判断できる」という方であれば、必須ではないかなぁと思います。

大事なのは、最終的には自分で吹いて自分の意志で決めるということです!

先生がイイと思う楽器=自分にも合う楽器 ではないから。

その楽器を付き合うのは自分なので、先生だけの意見じゃなくて、まず自分で吹いてみてどうなのか?

というところをお忘れなく。

何を吹いてみたらいいか分からない、という人は先生に予算を伝え、「なるべく色々試奏したい!」という事と伝えたらいいかと思います。

私は自分一人で決めちゃいました

ちなみに私は高校生の時と、大学卒業してからの2回、楽器を買い替えていますが、

2回とも完全に自分一人の判断で選びました。

誰の意見も聞いていません(笑)←良い子はマネしないでね

もちろん予算の範囲内での選定にはなりましたが、予算内であらゆるメーカーのものを試奏しました。

1回目に選んだのがアルタスでしたが、2回目も絶対アルタスとは思っていませんでした。

それでも2回目はアルタスになったのですが^^;

のちのちお世話になった師匠には、「すごく合っているけど絶対買う時は一人で決めちゃダメだよ!」

と言われましたが^^;

私は後悔していません。

でも、2本目に関しては、先生の意見聞いたり、もう少し他のも試奏したらよかったのかなぁ…

と、思っていました。高校生一人の判断は危ない気がします汗

2本目の時はさすがに私も音大を卒業していたので、自分でそれなりに判断できるので良かったかなと思います。

楽器屋さんや先生には「推しメーカー」があるかも

ここからは完全に私の意見になります。

先生によって推しメーカーがあるかも

先生によって、固定のメーカーの楽器をオススメされる方がいます。

「迷っていて、どこのメーカーがいいか全く分からず路頭に迷っている!」

という人には、ある程度メーカーを絞ってオススメされたほうが選びやすくていいかもしれません。

でも、本当に相性があるので…。

「このメーカーの中から選んでね」みたいなのはちょっと勿体ないんじゃないかなぁと思うのです。

もちろんその先生に悪意はなくて、きっとその先生が本当に良いとおもって進めてくださっているのだとは思いますが

先ほど言ったように、その先生が相性良くても、生徒さんもそのメーカーと相性がいいとは限らないです。

そして、大人の事情とかも含まれているかもしれません…(そのメーカーとのお付き合いとか…)

私、そんな大人の事情に巻き込まれながら大金を出すなんてイヤなので。笑

自分が生徒の楽器選定に付き合う時も、本人にこだわりがない限りはできるだけ色んなメーカーのを試奏してもらえるように手配しています。

楽器屋さんにも推しメーカーがあるかも

楽器屋さんで選ぶときも、注意してほしくて

楽器屋さんによっては固定のメーカーを推しているところもあると思います。

そういう所に行って相談すれば、真っ先にそのメーカーに絞ってオススメしてきます。

ここで2つの事例を紹介します。👀

実際にあった中学生の楽器選定のお話

1.Aちゃんの場合(私が教える前の話)

予算:100万円

お母さんと、とある楽器屋さんに行くと

一つのメーカーしか勧めてこず、中学生と素人の親御さんなのでその話をそのまま受け入れて

他に色々選択肢もあったはずなのに…言われるがまま購入したのです。

100万もあったら、かなり色んな楽器から選べると思いませんか!?

メーカーだけじゃなくて、その中からトーンホールとか、リッププレートの形 とか…。

正直、もったいないなー…と思いました。

結果的に、その子が気に入っているので良いとは思うのですが

ちょっとヒヤっとしたのでした。

2.Bくんの場合

予算:30万程度

部活で教えていた子なのですが、学校と取引がある楽器屋さんに来てもらって選定することに。

私はその楽器屋さんが「X(仮)」というメーカーを贔屓にしているのを知っていたので

そのメーカーが「X(仮)」しか持ってこないことは避けようと思って、他に3社の楽器もお願いして持ってきてもらいました。

試奏してみて、申し訳ないのですが、Xの楽器は私も生徒さんも「なんか違う…」

で、結局違うメーカーでピタッとくるものがあったので、Xではないメーカーの楽器を購入しました。

この時、我ながら「本当に私がついておいてよかった~」と思いました笑

低予算でも、なるべく色んなものを自分でちゃんと試奏してみて、よくわからないのであれば

第3者の意見を聞いて決めるというのがオススメです。

まとめ

私は、先生のオススメを聞くな、とか、楽器屋さんに騙されるな、という事が言いたいのではなく、

「楽器には相性がある」ことと、「自分で選ぶことの重要性」をお伝えしたかったです。

先生の意見、楽器屋さんの意見もとても参考になります。

憧れのメーカー、好きな奏者と同じ楽器…などなど、入り方も何でもいいんです。

でもとにかく、その楽器と付き合うのは自分、お金を出すのも自分。

言われるがまま購入すのではなく、自分で色々調べて、吹いてみること。

メーカーこだわりないなら色んなメーカーの楽器も試して、

それから他人の意見も聞いて…というのが大切かなと思います。

とても慎重な意見かもしれません(笑)

慎重な意見を述べている割に、私は割と自分一人でアッサリ決めてしまったのですが(笑)

やはり、高い買い物ですし、何回も買えるワケではないので生徒さんには後悔してほしくなくて
生徒さんの選定に付き合う時は慎重になっています。

この記事のまとめ!
  • メーカーや楽器店の話を鵜呑みにしない
  • 先生に任せない
  • 最終的には、自分で調べて自分で吹いて決める!

参考になれば幸いです。
もし、「選定に付き合ってほしいな…」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡くださいね。

さとみ

最後までお読みいただきありがとうございました!
演奏依頼やレッスンなど、お気軽にお問い合わせくださいね♪

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