さてさて、4本あった私の親知らずもついに最後の1本になりました!
今回は2020年5月に最後の1本を抜歯した記録。
(例によってまたレントゲン写真があります。苦手な方はご注意ください!)
過去記事はこちら👇
抜歯計画と歯並びへの影響
コロナで抜歯計画がずれた
本当は、3本目が落ち着いたらすぐ抜きたかったのですが、GWあけ、緊急事態宣言解除されてから抜歯しました。
それでも時期尚早かな…とも思いました。けれど、抜歯すると1か月ほどは思うように練習、演奏できないので、もう今しかない!と思ったのです。
それでも何も予定がないワケではないんですよ😂
色々逆算して「この日ならアレには間に合うかな…!?」といったところで日にちを決定しました。
最後の1本も埋伏智歯
最後の親知らずも前回と同じく埋伏智歯です。厄介なやつです。
レントゲン見たらわかるのですが、この歯は横の歯をかなり押してしまっています。
歯並びが年々悪くなっていたのは、絶対この親知らずのせいだと思います!!
抜歯の流れや、抜歯後の注意事項は前回右下の歯を抜いた時と同じです。
しかし前回も今回も、似たような歯だったのに、痛みや経過は違うものになりました。(人体って不思議だなぁー)
そのあたりをまとめていきたいと思います。
4本目の親知らず抜歯について
前回(右下)と今回(左下)で違ったところ
抜歯前にクリーニングしたり、消毒したりする過程は同じですが、今回は前回に比べて抜歯にかかる時間がだいぶ短かったです。
おそらく10分かかっていません!
前回と比較して違ったところはこんな感じです。↓
①麻酔の痛みがだいぶマシに感じた
これは抜歯前の話なので、抜歯時間うんぬんは関係ありません。
なんと今回は表面麻酔しませんでした。前回はやってくれたのに…!泣
院長に表面麻酔お願いしたら「そんなもの効きませんよ」とバッサリでした😂
でも、前回ほど痛くなかったんです…。
なぜか?それはもう「2回目だから、だいたいの痛みなどに対して覚悟ができていたから」でしょうね😂
初めての時の、「何もわからない不安」がいかに痛みを増大させるかという事を実感しました。
②アザがすぐ出たけどすぐ引いた
前回の記事参照ですが、前回はデッカイ紫色のアザが出て、本当に1か月近く治らなかったんです。
(マスクできる時期じゃなければ暴力疑われるくらい…😂)
しかし、今回は4日目あたりから黄色いアザが出現して、1週間後くらいにはほぼ消えていました。
アザに関してはだいたい、”紫色~からだんだん緑⇒黄色⇒消える”
という感じで変化するのですが、今回は出現時ですでに黄色ぽかったです。
これはおそらく抜歯にかかる時間が短縮されたからでしょう…!
③抜歯後の痛みが続くのは今回だった…
なんと、麻酔も痛くない、抜歯の時間は短かった、なのに…
抜歯後1週間程度は弱い痛みが続いていました。(前回はなかった)
薬を飲めばもちろんマシにはなります。でも、前回は貰った痛み止めも結局飲み切らず、余ったのですが
今回は飲み切ってしまいました。。これはなぜかわかりません💦
でも1週間後の抜糸時点での傷の治りは前回より良かったようです。
(前回、1週間でお酒飲んでしまったのが悪かったのかな^^;?)
とにもかくにも、他人との比較ではなく自分の歯での比較なのに、何もかもが予想と一致せず…驚きの連続でした。
まぁでも、今順調に治っていっているので安心です!これで親知らず全てとおさらばしましたー😭
抜歯後数日間の腫れ
前回は、3日目に腫れ止めの点滴をしましたが、今回は外出を控えたかったのでしていません。
だからか、4日目経ってもわりと腫れてます。そして、紫のアザが出る前に黄色いアザが出ています。
心配していた「麻痺が残る」という事はありませんでした。上手に抜いていただいた先生に感謝です。
抜歯前後のスケジュール
抜糸前後の演奏会スケジュール…と言いたいところですが、今回コロナの関係で全ての演奏がキャンセルになってしまったので、特筆するようなことがありません。
抜歯したらしばらく吹けないので、抜歯前ギリギリまで練習しました。
この歯は、抜歯後1か月経ってもまだ違和感が残っていました。
元に戻るのには、なかなか時間がかかります。たかが歯1本ですが、埋まっている歯を抜くということは身体にとって大きなことなのですね。
ここは焦らずに時間の経過を待つしかありません。
親知らずを抜いたほうがいい人、抜かなくていい人
私は4本とも抜きましたが、親知らず=絶対抜くべき というワケではありません。
私が思う、抜いたほうがいい人と抜かなくてもいい人はこんな感じです。
抜いたほうがいい人
・隣の歯を押して、歯並びに悪影響を及ぼしている
・斜めに生えていたりして磨きにくく、隣の歯が虫歯になる恐れがある
抜かなくてもいい人
・真っすぐ生えていて、歯磨き、歯並びに影響がない
・完全に埋まっていて他の歯への影響がない
ちなみに、親知らずを”あえて残す”場合があるそうです。
それはなぜか…?
なんと、虫歯や事故などで他の歯を失った時に、親知らずを移植することができるかもしれないからだそうです。
もしものための時のスペア、といったところでしょうか…。
まとめ…大切だと思った2つのこと
①あれこれ調べるより、まず専門家に見てもらう
とっても怖かった下に埋まっている親知らずの抜歯。
怖かったのは、何もかもが漠然としていたからでしょう…。その上ネットで色々調べると怖い体験談ばかりが載っているので、ますます怖くなって、ずっと放置していました。
でも、口の中の事なんて本当に人それぞれなので、自分が当てはまるかもわからない、そんな情報にビクビクして放置しているくらいであれば、評判のいい歯医者さんをネットで調べるなどして、まずは状態を見てもらう事をオススメします。
何に対してもそうですね👀「わからないから、不安になる。」
そんなときに簡単に手に入る情報で自分の判断を左右するのではなく、きちんと専門家に相談することです!
フルートでも同じではないか…。
「これって本当なのかな…」「自分はこれでいいよね…」
悩んでいる時間が勿体ない💦病院で相談しましょう!
私も、抜歯については長年悩んでいました。歯医者さんに行って説明受けて、それでも怖かったり、1か月ほど不便もありました。
が、終わってみると「必要以上にビビっていたな…もっと早く抜いておけばよかった!」というのが今の正直な気持ちです。
②定期的にレントゲンで親知らずの状態を確認する
これは①の、専門家に見てもらう に通ずることですが、親知らずというのも、「生きている歯」なので、動くことがあります。
つまり、「今は大丈夫」でも、「いつ悪さをするかわからない」ということです。
今年、歯医者さんで「抜かなくても大丈夫ですよ~」と言われたとしても、その親知らずが”一生抜かなくても大丈夫”ではないのです。
リスクの高低は、時間が経てば変わるものですから、親知らずがある方はせめて年1回は歯医者さんでレントゲンを撮ってもらうようにしましょう!
さいごに
親知らず抜歯日記全4回…(笑)いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで、少しでも親知らず抜歯を考えている方の参考になりますと幸いです!
さぁ、これでお口の中がすっきりしたのでこれからもますますフルートを頑張りたいと思います✊
全4回に渡り読んでいただいた方、どうもありがとうございました✨