不調から学んだ「楽器を長く続けるために大切なこと」
楽しくて、楽器を始めたはずなのに、「なんかしんどい…」「うまくいかないなぁ」なんて思うこと、ありませんか?
わたしはそんなことばっかりでした。
今日は、わたし自身の不調から学んだ「楽器を長く続けるために大切なこと」を紹介します。
少し考えを変えるだけで、落ち込みすぎずに楽器と付き合うことができると思うので、ぜひ最後までご覧ください!
どうして不調が起きるのか
一生懸命すぎるのかも
スポーツでも勉強でも、何事もそうですがうまくいかない、伸び悩む時期はあるでしょう。
というか、きっとあります。一生懸命な人ほど!
私もフルートを始めてから20年以上経ちますが、そのうち何年間悩んでいたかわかりません(笑)
一生懸命やっているのに、どうして?やる気がある時ほあど、うまくいかなかったり。
本当にフルートはずっと片想い、想いが一方通行な感じ。
大好きなのに、上手くならない、とっても練習したのに、本番では全く思うように吹けない!などなど
もう、向いてないのかも?というのも、何回思ったことか…。
それに対して、どうってことないことは「なんか上手くんだよね」ということありませんか?
一生懸命で、好きなことほど、「力んでしまっている」ことが多く、それが不調の原因になったりもします。
心身のバランスを崩れてしまっている
これに気づいたのは、もうフルートを始めて20年以上経った時です。
今までは、どれだけ練習したか、ばかりを考えていました。
「何があっても頑張る。それがプロだから。」のようなマインドで、常に頑張りすぎて、(というか気張りすぎて?)
体はガチガチ、心も疲弊した状況で、やみくも練習をしてしまっていたのです。
朝練してみて、なんか音が悪い!とか、指が回らない!とか、とにかく調子が悪ければその日は一日ずーんと落ち込みます。
フルートで、自分の一日の気分が決まるほど変に真剣でした。
(そんな、朝から不調なんて当たり前で、ゆっくり調子を取り戻せば良いだけなのに…今なら分かるのですが^^;)
こんな感じでいつもピリピリ。それでは持っている能力は開花しないし、楽しめないし、お客さんを楽しませるなんてできる訳がないんですね。
視野もとても狭くなっていますから。。
あとから考えるとそんなことすぐ分かりそうですが、当時は迫り来る試験、レッスン、本番、
そしてもっと頑張っている周りの人たちのことばかりを考えていて、自分の状況を客観的に見れていなかったんですね。
力みが身体の不調を起こし、身体の不調が、心に影響します。心と身体は繋がっているので、片方が崩れるともう片方も崩れてしまうのです。
そして、演奏というのは、心の状態も身体の状態もモロに影響します。
アマチュアの方でも、日々忙しい中で「練習しなきゃ」「もうすぐ発表会!」「もっとこう吹きたいのに!」など焦る気持ちから私と同じような状況に陥っている方はとても多いと思います。
わたしが気づいたきっかけ
このようなことに気づいたきっかけとなったのは、コロナでの自粛期間です。
語弊を恐れずいうと、本番がなくなったので「一生懸命やらなくてもよくなった」。つまり、練習してもしなくても、どっちでもいい、という状況になったということですね。笑
この「どっちでもいい」という状況の中で、これまで、「〜ねばならない」が強すぎたな。
そしてそれが色々問題を起こしていたんじゃないか。ということに気づきます。
そこからは、とても頻繁に休息を取りながら(笑)ゆっくーりのんびーりフルートを吹く日々。
ゆったりとした心構えで楽器と向き合う時間が増えました。
長く続けるために大切なこと
1.焦らず、マイペースに進む
それ以来「心と身体の状態に目を向けること」を重視するようになります。
うまくいかないのは練習不足や、自分が悪い、センスがないんだと思っていたことも、吹くだけでなく、考え方や、身体の使い方などを中心に考えることにシフトしたら、どれだけ頑張ってもできなかったことがスルスルできるようになり、もっと楽しく、前向きになれました。
演奏していると必ず直面する、不安や恐怖ともうまく向き合えるようになりました。目から鱗がぽろぽろ。
結果、2年連続でソロリサイタルを開催できるまでになれたのだと思います。
ただ必死でやっていた頃は、リサイタルしたいなんて考えたこともありませんでした。
頑張ることとゆっくりすること、相反するようですが、片方があってもう片方が成り立つんですね。
「練習することの大切さ」は、レッスンや学校では教えてくれるけど「休み方」ってなかなか教わらないですからね。
こに気づいていない人は多いのかなと思います。
2.身体と心の使い方・変化に目をむける
自分の練習はもちろん、生徒さんにレッスンするときにも、身体の使い方や考え方、そして休み方にも目を向けてレッスンしています。
特に女性というのは、年齢はもちろん、ホルモンバランスでも身体や気分の状態が変わりやすいので、より、そういうところに目を向けることが大切だと思います。
(何も考えなくても、上手にコントロールしている人もいるとは思いますが!)
学生など、若い時はがむしゃらに頑張る時期も必要といえば必要です。
実際わたしも必死だった頃のおかげで、今があると思っています。
ただ、大人になると、家事、子育て、仕事であったり、“いろいろやることがある中での練習” になると思うので、「楽器との付き合い方」を考えることが、長く続ける上で大切なのかなぁと。
私の周りには、楽器を続けている人以上に「やめてしまった人」がたくさんいるのが現状です。
事情は色々あれど、せっかく楽器と出会ったのにやめてしまうのは本当に勿体無いと思うのです。
生活スタイルが変わっても、「趣味として、良い感じに楽器と付き合えているよ。」そんな人が一人でも増えたら良いなぁという思いです。
3.不調だと感じたら思い返して欲しいこと
長くなりましたがまとめです!
私がずーっとフルートでうまくいかなかったのは
・がむしゃらに頑張ってしまっていた
・〜ねばならない という思いが強すぎた
こんな感じでしょうか。
不調だなぁ…と思う時は、
- 疲れているだけ。自分を責めない
- こんな日もあるよね、と優しく受け入れる
- 思い切って練習をやめて、好きなことをする
- 整体、マッサージ、ストレッチなど身体をほぐす
本当に些細なことかもしれませんが、こんなことを大事にするだけで随分心が柔らかくなってくると思います。
もちろんいつも前向きである必要はないと思いますが、よくネガティブになってしまう、という人は意識してみてください!
上手くなることを考えるのもいいけど、自分のペースで「長く付き合う」ことの方が大事だと思います!
4.一人で悩まない
もし、昔フルートを吹いていたけど挫折してやめてしまったという方や
誰かに言われたことがトラウマで何となく楽しめない、自己肯定感が低くて自信を持って演奏できない、
などという方は、「私がダメなんだ」「才能がないんだ」なんて思わず、考え方や、身体の使い方ひとつ変えるだけで変化できるかも?ということを頭の片隅にでも置いておいていただけたら嬉しいです。
また、悩み始めると負のループにハマってしまうという方は注意です!
一人で悩まず、師事している先生やお友達など、相談できる方に相談してみてくださいね。
お悩みがある方は、一人で悩まないでいつでもご相談ください💐
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