【子供の習い事】フルートは何歳から始められる?ベストな年齢や身長と、長続きさせるコツ!

当教室では最近小学生の生徒さんの入会が増えております♩
保護者様の中でも「子供がフルートを習いたがっている!」「子供にフルートを習わせたいけれど、何歳から始められるの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フルートを始めるのにベストなタイミングや、子供の成長に合わせた楽器選び、保護者の方にお願いしたい声かけのポイントなど、長く続けるための秘訣を解説します!
フルートは、年齢というより子供の体格に合わせて楽器を選び、スタートすることが大切です。
また、何事もそうですが、「楽しく続けること」が上達の鍵となります。無理に始めても長続きしないため、本人の意思を尊重しながら、楽しく続けられる環境を整えることが大切です。
この記事が、お子さんとフルートの良き出会いの一助となれれば嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください!
子供がフルートを始めるのに適したタイミングとは?


1.フルートを始める理想的な年齢は何歳?
全国のフルート吹きに「何歳からフルートを始めたか?」というアンケートを取ったら、おそらく一番多い回答は「中学1年生」だと思います。吹奏楽部の入部をきっかけに、フルートを吹く人が多いからです。
だからといって、小学生にはまだ早いというわけではないですし、最近はスタートする年齢がずいぶん早くなっていると感じています。
フルートを始めるのに理想的な年齢は、早くても7、8歳〜(小学校低学年) からと言われていますが、私は年齢で区切れるものでもないと思っています。
体格(身長や肺活量)と、本人が興味を持っているか。ここが大きいと思います。
2.身長別:楽器の選び方


フルートは横に構えて演奏する楽器で、初心者用フルートでもある程度の重量があるため、それを支える身体が必要です。
単純に、腕の長さが足りないとフルートを構えることがまず難しく、無理な姿勢で演奏を続けると、腕や肩に負担がかかり、楽しさよりも「難しい」「大変」と感じてしまうことも…。
そのため、子供が「フルートをやりたい!」と興味を持っていても、いきなり通常のフルートを始めるのではなく、体の成長に合わせた楽器選びをすることが大切です。
ここから、参考までに「身長別フルートの選び方」をご紹介します。
身長140cm〜:初心者向けフルート(サイズは大人と同じ)
あくまで目安ですが、130~140cmくらいから大人と同じサイズのフルートが構えられるかな?と思います。
ただ、総銀製など重いフルートだと、構えるのに精一杯になってしまうので、洋銀製か頭部管銀製など、少し軽めの「初心者向けフルート」を選ばれるといいと思います。


身長120cm〜:U字管フルート
こちらも目安ですが、身長120cmあたりから、U字管フルートという、子供用のフルートが構えられます。U字管フルートは、大人が使うフルートより少し短いので、腕の負担を減らすことができます。
身長が120cmでも、腕や指が特別長い子は、大人と同じフルートが問題なく構えられる、という場合もあります。
(体験レッスンで、どちらも試していただけます!)


身長120cm以下:ファイフやリコーダーから始める


身長120cm以下の場合は、まずは導入としてファイフ(プラスチックの横笛)やリコーダーで「笛を吹くこと」「自分の息を使って楽器を鳴らすこと」を楽しむのがいいと思います。当教室はどちらも扱っています。
ファイフ、リコーダーを経験することで、身長が伸びた時にスムーズにフルートに移行することができます。(実はヨーロッパではファイフはとてもメジャーな楽器です!)
3.本人が興味を持っているか


楽器の上達には「練習」が欠かせません。練習をきちんとする子というのは、本人がフルートを吹くことに興味を持っていて、「楽しんでいる」のです。
もし、本人に興味がなく「やらされているだけ」なのであれば、上達が難しく、やっぱり辞めてしまう…ということになりかねません。
むしろ、本人のやる気さえあれば、先述した身長や体格の問題を越えてくれることだってあるのです♩
もし保護者の方が「やらせたい」というのであれば、どんな反応をするか、ちゃんと続けられそうか…を見極めるためにも、一度体験レッスンを受けられることをおすすめします。
当教室のレッスンでは、レッスン内容を工夫し、まずは「楽しむ」「慣れる」の2点を徹底しておりますので、長く続けてくれる人が多いです♩
フルートを長く続けるために大切なこと
1.スモールステップでモチベーションを保つ


子供がフルートを長く続けるためには、年齢や成長に合わせてスモールステップで進めていくことが大事だと思っています。
このあたりは、個人経営フルート教室の強みで、講師の腕の見せ所だと思います。独学でやろうとしても、教則本に書いてあることは、正直、小学生のうちは理解が難しいですし、私が思う「小さいけど大切なポイント」は、書いてないことも多いと感じています。私のレッスンでは適宜、ポイントを押さえながら進めています。
大手教室などのグループレッスンは、周りと歩幅を合わせないと行けないため、早すぎたり遅すぎたり…その子のペースに合わない場合があります。使用する教則本も決まっているため、その子に合っていない本で進められることもあります。
当教室では、講師である私がその子に合わせて教則本を選び、進度を見ながら一緒に目標を考えています。その目標は、難しすぎず、簡単すぎず…(でも簡単寄り)を意識して、設定しています。


「できた!」という達成感が嬉しくて「もっとこうなりたい!」「もっと練習したい!」という前向きなサイクルが生まれます。難しいことは、自信の基盤を整えてからのチャレンジでも全然遅くありません。とにかくスモールステップが大切です。
とにかく、最初のうちは、「1日5分でもフルートに触れる」「ソラシの音をきれいに出す」 など、すぐにできそうなことでもいいので小さな成功体験を積み重ねましょう!
2.親ができるサポートと、声かけのポイント


「お月謝を払っているんだから、ちゃんと練習してよ!」と思う保護者の皆様のお気持ちも、よーくわかります。ですが、「ちゃんと練習しなさい!」と厳しく言いすぎると、逆にやる気を失ってしまうのが子供です。無理やりさせても、本人は辛いだけですしね…。
そこで、保護者の方にお願いしたいのは「ポジティブな声かけ」と「見守るスタンス」の2つです。
例えば、「今の音、すごくきれいだったね!」 「前よりスムーズに吹けるようになったね!」といった成長を褒める言葉をかけると、子供は自信を持ち、もっと頑張ろう!気持ちになります。
うまくいかないときも、「少しずつ上達してるよ」「できるようになるまでの時間も大事だよ」と励ますことで、やる気を維持させることもできます。
子供が「聞いてほしい!」と言ってきた時は積極的に聞いてあげて、どうも調子が悪そう、練習してなさそうな場合はあまりうるさく言わず、
「どうしたの?よかったら聞かせて!」や、「また明日から頑張ればいいよ」など、”見守っているよ”というスタンスで温かいメッセージを送っていただければと思います。
3.無理のないペースで続けられる環境を整える


フルートを長く続けるためには、無理なく練習を続けられる環境作りが重要です。特に、今の小学生は学校の宿題やほかの習い事などで忙しいため、負担になりすぎないようにすることが大切です。
まず、1日10分程度の短い練習時間からスタートし、無理のないペースで取り組むようにしましょう。「毎日30分やらなきゃ!」とプレッシャーをかけるのではなく、「今日は好きな曲を1フレーズだけ練習しよう」「ロングトーンを3回やってみよう」といった軽い目標を設定すると、負担にならず楽しく続けられます。
また、自宅での練習環境を整えることも大切です。静かで集中しやすい場所に譜面台を用意し、フルートをすぐに手に取れる状態にしておくと、自然と「ちょっと吹いてみようかな」という気持ちになりやすくなります。(私もリビングにフルートを置いておいて、いつでも手に取れるようにしてあります笑)
さらに、練習を習慣化するために、毎日のルーティンに組み込むのもおすすめです。例えば、「学校から帰ったら10分だけ練習」「お風呂に入る前に1曲吹く」と決めておくと、フルートが生活の一部になり、長く続けやすくなります。



無理のないペースで、楽しみながら練習することがフルートを長く続けられる秘訣だよ!
まとめ
今回は、
- 子供は何歳からフルートを始めることができる?
- 身長別:フルートの選び方
- 子供のフルートが長続きするコツ
をお話ししてみました!
書ききれなかった、U字管フルートやファイフについてや、子供がフルートを習うメリットは?などを、また別記事で紹介したいと思います。
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